家具のまめちしき

本当に硬いマットレスはカラダに良い?

家具の中でも他のモノとは少し違ったアイテム

「ベッド」

ベッドには、サイズやマットレスの種類など、選択基準はさまざまで、選ぶのに困っているお客様を良くお見かけします。

日本の生活では、今でこそベッドは主流になっていますが、畳めて干せて打ち直しでまたリニューアル出来てと万能の寝具「布団」があります。

それでも上げたり敷いたりと、かなりの重労働。

さらに機密性の高いマンションの場合、フローリングに敷布団ですと、湿気が床と布団の間にこもりやすくなります。カビなどの原因になるやも😱

その点ベッドは床から離れているのでこもりにくい構造といえます。

ベッドの基本構造は本体(ベッドフレーム)とベッドマットレスで構成されています。

今回は、マットレスの選び方をお答えします。

まず、ベッド購入にあたり、予算に悩んでいる方はマットレスに予算の比重を持たせましょう!
極端にいうとマットレスだけでも寝れます!
でもそれではマットレスが汚れてしまいますよね…。ホコリや湿気の問題も出てくるのでどうすれば良いものやら…

種類もたくさんあります。
メーカー数多くあり、ノンブランドもあります。

  • ボンネルスプリング
  • 高密度連続スプリング
  • ポケットコイル
  • ノンコイルマットレス(ラテックス・ファイバー系…)

家具店では基本ベッドメーカー、またはマットレスメーカーのアイテムが多いです。

マットレス選びで見かける大半のお客様は

「硬いマットレスじゃないとダメなんです」
とおっしゃられます。

今までの経験で、お客様にヒアリングをしてみても、大半は腰痛でした。何度か聞いたのは「お医者さんに硬いマットレスを選びなさい」と言われたと言うケース。

寝姿勢の理想は姿勢を正し、気をつけの姿勢で自然な背骨のラインが出ることです。その理想は人によって異なり、その人の寝姿勢(仰向け・うつ伏せ・横向きなど)、体重で変わります。
軽い体重の方が硬いマットレスだとお尻が沈まず、お腹を上げた状態になり、腰への負担がかかることになります。逆に体重の重い方が柔らかいマットレスだと、沈み過ぎてVの字になりこれまた腰の負担になります。

単に「腰痛だから」という理由で、硬いマットレスという判断はできないのです。

横向きの場合、あまり固すぎると下側の肩が圧迫されてしまいます。結果、無駄な寝返りが多くなり、疲れが取れず、肩凝りの原因にも。
理想のラインが出るマットレスは、見るだけではなく、まずは寝ましょう!膝でマットレスを押したり、座っても全く分かるモノではありません。

膝のように点で押せば沈んでしまいますし、展示のベッドが痛みます(やめてくださいね)絶対に寝てみてください。まずはそこからです。

寝た後にスタッフに聞くのが1番!最短距離だと思います。
ご夫婦やお友達でお越しの際は、寝ている状態を見てもらい、ベルトのバックルが上に突き出てるか、下がっているかで身体に対し、「硬いか」「柔らかいか」を見ることができます(仰向けで寝姿勢になりますが)
硬い、柔らかいの中で、実はココが私は重要だと考える感触があります。

身体のアタリと、身体を支える芯。このバランスだと考えます。

理想のラインを出すのには、マットレスの表面に詰められた内容物で細かな隙間やカーブに沿うことができ、その下で支える本体があるのが理想です。横になる瞬間の身体に伝わる感触の硬度、横になった身体を持続して支える硬度、この「2種類の硬さ」でマットレスは構成されているからです。

ただ硬かったり柔らかいモノではないのです。

しっかりと時間をかけ、横になり、スタッフにいっぱい質問をして、あなたのマットレスに出会ってください。
永く使われる事が多いマットレスですが、5年ほどで見直すのもいいかもしれません。
もちろん10年15年使われたお客様もたくさんお聞きしますが、良い睡眠に繋がっているのかどうか…

まだ細かい話もありますが、これ以上は店頭にてスタッフにお尋ねください。

皆様に良い眠りを

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